18-19と一泊二日での赤岳登山にいってきたヨ。今回二日目の天気が良くないという予報だったので、初日に赤岳の頂上を目指すことに。二日目は山の天気と相談しながら。結局、今回のルートはこんな感じになった。
初日:美濃戸->(北沢)->赤岳鉱泉->行者小屋->文三郎道->赤岳->赤岳展望荘(泊) 二日目:赤岳展望荘->地蔵尾根->行者小屋->(南沢)->美濃戸
「美濃戸口」から車を停めた美濃戸の「やまのこ村」までは悪路が続き、車高が高くないとキツイかな?という感じで、ちょっとどきどきした。、けどまぁこれで、一時間分短縮できる。
さて、美濃戸から北沢ルートをとるか、南沢を行くかだけど、「北沢は一時間ほど余計にかかるが南沢よりは緩やかなルート」だそうです。時間が多少かかっても、体力温存のために、北沢を選択したけれど、沢を何度か横切るし、歩いてて飽きのこないルートなのでこっちを選んで正解だった。
途中、フジアザミが咲いていたので、カメラにおさめるが、僕のexsilim-S1だとうまいことボケ味が出なかったり接写が弱かったりするので、マクロ対応のデジカメは欲しいところ。蕎麦とかも角が立っているところとか撮りたいとおもったりもする。
赤岳鉱泉にて「特製ラーメン」を食す。なにより熱いのが旨い。
赤岳鉱泉から行者小屋までは途中、「割と斜度キツメ」なところがあるが、そこさえ超えればたいしたことないです。上の目印が見えればくだり気味で楽勝です。
行者小屋では水を汲み、赤岳に臨みます。文三郎道の途中から斜度もきつくなり、ハイマツだらけになります。そして鎖場、階段が多くなり、空気も薄くなってきます。実際、空気が薄くなってくると、犬みたいに呼吸が荒くなり、喉から肺が痛くなってきて体力の無さを痛感したヨ。
最後の難関、頂上付近の30分間は岩場が続き、軍手がないとツライ。あと空気が薄いので、ちょっと頑張るとすぐゼェゼェするので辛い。がピークで満たされた。
生憎雲が被っていたが、なにより、今までで最長の距離を登りきったので満足。
そこからちょっと降りたところにある赤岳展望荘で一泊。夕飯はバイキング形式で、「ご飯大盛り」って言ったら「てんこもり」だった。
タラの芽の天麩羅、行者ニンニク、フキ味噌、椎茸含め煮といった献立。フキ味噌は苦味が効いていていい感じ
山小屋らしい山小屋泊は初めてだったが、下が固いのと枕が高すぎ、プラス外が暴風雨でうるさかった。そのうえ、寝るときも空気が薄くて(当たり前か)ゼェゼェなってしまって、疲労感の割にあまり眠れなかった。
二日目は、雨が降っていたというよりは、風が強く、ピークはあきらめ、淡々と下山。地蔵尾根は最初の方は急な岩場で、下から登ってきたおばちゃんとかは難儀していた。雨で濡れていたので、くだりは結構緊張した。
無事下山。やまのこ村でコーヒー飲んでまったり。スノシュー講習会とかもやっているらしい(目がキラリン!行ってみたい)。結局、11時頃には美濃戸を出発。運転するほうにとっては結構ありがたい。(午後4時とかだと、やっぱり疲れる)