実践コンピュータビジョンはPythonで画像処理とかコンピュータビジョンの解説をしている本です。
入門機械学習とはちがって数式による説明がされているので、線形代数くらいの基礎知識はあったほうがいいかも。なくてもPythonのコードが読めればなんとかなる気もするが。
1章はPythonの基本的な 画像処理の説明に費やされていて、PILとかnumpy,Scipy,matplotlibとか定番の話。ちなみにmabplotlibはインストールにはまりやすいので素直にScipy Superpackを入れるのが確実。でもこれだと/usr/bin/python使わないといけないのでhomebrewで入れたopencvをインポート出来ないのでちょっと悲しい。
matplotlibを諦めればnumpy,scipyは入るのでそっちでもいいかも。ただし、今朝もこれではまってたので注意
最近pandasをバリバリ使っていて、なんとなくRよりはPythonでなんでもやる方向にシフトしたほうが幸せになれるのかなぁといったことを考えている。ggplot2がPythonに移植されればなぁ。
2章はHarrisコーナー検出アルゴリズムやSIFTという記述子を利用して画像(ホワイトハウス)をグルーピングするという内容。静岡県民としては富士山がどこから撮影されたかのグルーピングを試してみたいところ。
3章はアフィン変換で画像を変形したりして最終的にパノラマを作成する。この章は個人的にはあまりそそられなかったので流し読みした。