11 01 2013 javascript Tweet
年末、長野に遊びに行くのに本がないと不安なので勢いでd3.jsの電子書籍を購入して読んだ。内容は初歩の初歩でちょっと物足りなかったが、d3の世界に足を踏み入れるきっかけには十分だった。
個人的によく使うのはggplot2(R)とSpotfireの2つ。
基本的に画像を描くためだけのライブラリを選択するのはあかんやろと考えているので統計処理とそれを見やすい形で表示するRは便利だと思っている。Spotfireは、デモを見れば分かる通り、フィルタリングがインタラクティブなのと、ビジュアライズ間の値の対応がとれているといったあたりが動的だ。ただし、散布図行列のような一つのウィンドウに複数の点を対応させるようなプロットは描けないのが不満だったりする。フィルタリングは右側のスライダーなんかでまとめて操作するようになっているのでデスクトップでマウスで操作するのが前提のデザインだったりする。
これに対してd3はより上の2つよりもさらにインタラクティブ性が高いビジュアライゼーションが可能となっているのだと思う。タブレットなんかで使えば触れるグラフとなってよりよい分析体験を与えるんだろうなと。
例えば、Rを勉強すれば必ず目にするirisの散布図行列なんかは選択すると対応する部分がハイライトされる。
motion chartもわかりやすい。市場予測とかプロジェクトのプロパティーの変遷なんかをこれで動かせるようにしておくと動きが上手くとらえられてイイかもしれない。
動かせるForce-Diarected Graphとかこれなんかもヨサゲ。
クラスターを円形に表現するレイアウトも素敵
mbostock’s blocks見てて飽きないわ。
職場で導入しようと思ったら必須ブラウザのIE8では動かないということに気づいて、ガッカリ感が半端無かった。