ヒトと技術が減少していて、サーバーメンテにコストをかけられなくなってきているので、実機のトラブル時の移行コストがかかりすぎて「移行しないでいいかー」という投げやりな事案が多く発生するようになり、資産がもったいないので自分の管理サーバーは仮想化環境でなんとかすることにした。
本見ながらやったけど、色々試してたらネットワークが繋がらなくなってどうしようもなくなったのでホストを再インストールしたという。
ホストのインストールとか詳しくやらんでいいから、もっとネットワーク周りを充実させて欲しいなぁと思った。 私のニーズはサーバー群を集約して、複数のwebサーバーを一台で管理したいというニーズだったんだが、そこら辺の記述が妙に少ないなぁと。
ブリッジを使ったネットワーク環境の構築
まずはホストの設定、動くのを確認したらゲストをゆっくり設定すると問題の切り分けが簡単。
- ホストだけでネットワークの設定をして外部につながることを確認。
- /etc/sysconfig/network-scripts/のifcfg-em1をコピーしてブリッジの設定をしたらネットワークを再起動してつながることを確認。プロミスキャスモードの必要はない。
ネットワークマネージャの管理下ではなくなるのでFedora17の場合は画面右上のネットワークアイコンに☓がつくがつながることを確認すればOK
- ゲストOSをインストールするときにハードウェアのアドバンス設定にブリッジが出るので、本のようにドメイン設定をvirshで行わなくてもOK
その他トラブルシューティング
libvirtdの軌道はsystemctl
systemctl start libvirtd.service
sshの設定は
yum install openssh-server
つながらない場合はFireWallを疑う。GUIの設定が正しいように見えても再度sshのチェックを付け直すと上手くいったりする。
というわけで、virshの便利さに驚いた6月後半であった。