昨日、近所の本屋に行ったら追いてあったので、衝動買いしてそのまま読み始めて、今日仕事から帰ってきて少しよんだら読み終わったので、400ページ超えの厚さの割にはさくさく読める。
広く浅めのエキスパートPythonプログラミングかなぁと思っていたけど、カバーしている範囲が結構違っていて、本書はチーム開発のやり方with Pythonっていう感じかな
virtualenvを使った仮想環境の構築とMercurialでのバージョン管理といった基本からはじまって、 ITS(Trac)のインストールと運用のコツ、Sphinxを使ったドキュメント基盤の整備とかJenkinsを利用した継続的インテグレーションの話がPart1,2のチーム開発のサイクルで書かれている。書籍としてまとまっていると手っ取り早く把握できていいですね。僕はココらへんをブログを漁ったりして仕入れたので若干苦労した。
さて、僕が興味を持ったのがPart3のサービス公開のところで、Fabricの使い方とかgunicorn,nginxの使い方、GAE周りの情報だったので非常に参考になった。
ちなみにuWSGIも気になってるんだけどその話題はなかったと思う。いまだとどっちを使うのがいいんだろうか。 apache+mod_wsgiで動かしているこのブログもnginxに移行したい。
あとpip freeze便利。これでインストールしたモジュールをテキストファイルにリスト化しておいて、
$ pip install -r list.txt
ってやれば必要なモジュールを入れられるのでvirtualenvと相性がいいですね。
というわけで最近のFlask開発で入れてるモジュールをリスト化してみた。
Flask==0.8 Flask-DebugToolbar==0.6.2 Flask-SQLAlchemy==0.15 Flask-Script==0.3.3 Jinja2==2.6 SQLAlchemy==0.7.6 Werkzeug==0.8.3 argparse==1.2.1 blinker==1.2 pyjade==1.0.1 wsgiref==0.1.2
pyjadeはいいですね。