コミュニティーベースのコラボレーションツールを探している。
個人的にはSphinxのWeb Supportがいいんじゃないかと思っているんだが、うちのITリテラシーを考えるとちょっと無理すぎるかなぁと断念した。
論文が電子化されているけどpdfは単なる紙の模倣でつまんないがHTML化されてパラグラフ単位とかfigure単位でコメントしたり編集できたりすれば、レビューも作りやすいし、実験はいいけど解釈はクズみたいなトータルでの判断に悩むような論文も切り取れるし、レターみたいな内容が薄いんだか知識を入れ込めなかったんだか分からないような中途半端な文章も好き勝手に補足できる。つまり真のマッシュアップが待っているわけです。
単語に分解して相関を取るとかそういうのとは逆方向に、文脈をつなぎあわせてより抽象とか本質を目指すようなことがやりやすくなるわけですな。正直論文の最後に載っているリファレンスは、島根の場所が知りたいのに日本のあたりを指してるわけで残念な仕組みだよなと思ってるのでもう少し、位置情報を高精度化すれば面白いのにとずっと思っているんだけどなかなかそうはならないのはみんな著者のストーリーを読むのが好きなのかね?他人事なのでどうでもいいけど。
で、音でいうところのサンプリングというか、パラグラフ単位でコメントを入れられる仕組みっていうのは未来があると思っている、RWHで未来を見たというかちょっと感動した。まぁ、そういうのをイントラに構築できたら良かったんだけど現状は難しそうだ(ヨーヨーヨー)。
かといってwikiはなぁ、、、Sphinxっぽく文書出力できる良い感じのwikiが欲しいなぁと思いながら調べていたらmoin2がFlaskベースでフォーマットの変換がしっかりしてそう。ReSTでもOKなのでSphinx->pdfってのもやりやすそう。
あとは知っているフレームワークなので手を入れやすそうってのもある。化学構造のエディタとか組み込まないといけないし。それからmoin2のソースコード読むのも勉強になるし、モチベーション的にもよろしいです。
まぁそんな感じで今年は、wikiベースの創薬用コラボレーションツールを作ってみるかなと。