SQLはデータベース操作用の言語でとっつきにくいなぁと敬遠してたわけですが。
ORM便利だわと考えていた時期もあったのだけど、実際、多対多の設定もめんどくさいし集合関数とかジョイントかさせようとすると余計ややこしくなるので、やっぱSQLもきちんと覚えておかないといけないかなぁと。
本書は、集合を操作する言語としてのSQL言語を楽しみながら読める構成になっている。。3論理値の話も面白かったし、having句とかexists述語の使い方も勉強になった。これは良書でしたね。
SQLを集合思考言語と考えれば、宣言的な表現になっているのも素直だし、関数型言語脳で処理したほうが素直だなぁと思える。Play ScalaはORMじゃなくてSQLだしねぇ。
もし関数型言語とか集合論に馴染みが薄ければ、この二冊を読んでおくとよいかもしれません。
積んである本に「SQLパズル」があるんだが、読むのが楽しみになった。