Drkcore

27 06 2010 R Tweet

Rのパッケージを作る

先週はR版のpit(Config::Pit)をつくっていて、昨日今日でパッケージ化してみたので感じたことのメモ。

パッケージのスケルトンの作成はpackage.skeletonで行える。その際にRdフォーマットというTeXっぽい文書の雛形が作成される。パッケージのインストールはR CMD INSTALLで行うが、その際にドキュメントがちゃんと存在するかチェックされる。Rdフォーマットは R CMD Rd2dviでdviに出力できて、これはさらにpdfに容易に変換できる。Rのpdfがちゃんとしているのはそのため。

Rのドキュメントの充実度の秘密はこのあたりにあるのかと思った。Rはドキュメントのキチンと書かれていることに慣れきっていて、もしドキュメントがいい加減な(ましてや、Exampleのない)パッケージは使うときに相当イライラしますからな。

あと、R CMD checkすると、ドキュメントの存在しない関数は警告がでる。

* checking for missing documentation entries ... WARNING
Undocumented code objects:
  pit_config pit_dir pit_profile_file pit.config pit.load
All user-level objects in a package should have documentation entries.
See the chapter 'Writing R documentation files' in manual 'Writing R

ProductName Rの基礎とプログラミング技法
U.リゲス
シュプリンガー・ジャパン(株) / ¥ 3,675 ()
在庫あり。

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