先週はR版のpit(Config::Pit)をつくっていて、昨日今日でパッケージ化してみたので感じたことのメモ。
パッケージのスケルトンの作成はpackage.skeletonで行える。その際にRdフォーマットというTeXっぽい文書の雛形が作成される。パッケージのインストールはR CMD INSTALLで行うが、その際にドキュメントがちゃんと存在するかチェックされる。Rdフォーマットは R CMD Rd2dviでdviに出力できて、これはさらにpdfに容易に変換できる。Rのpdfがちゃんとしているのはそのため。
Rのドキュメントの充実度の秘密はこのあたりにあるのかと思った。Rはドキュメントのキチンと書かれていることに慣れきっていて、もしドキュメントがいい加減な(ましてや、Exampleのない)パッケージは使うときに相当イライラしますからな。
あと、R CMD checkすると、ドキュメントの存在しない関数は警告がでる。
* checking for missing documentation entries ... WARNING
Undocumented code objects:
pit_config pit_dir pit_profile_file pit.config pit.load
All user-level objects in a package should have documentation entries.
See the chapter 'Writing R documentation files' in manual 'Writing R