Drkcore

05 02 2008 R Tweet

プログラミングのための線形代数

先週末から読んでいて、5章以外は読んだ。5章はJacobi法とQR法の話。カバーデザインからこの本はCGのための何かか?などと思わされるが線形代数の入門書だ。

特にプログラミングのためのと銘打っているが、コードはほとんど出てこない。むしろ行列の意味を説明することに重点をおいているので、行列というものが空間とかでどういう挙動をしめすのかイメージできるようになって楽しい。直感がちょっと働くようになるっていうか。

ProductName プログラミングのための線形代数
平岡 和幸
オーム社 / 3150円 ( 2004-10 )


  • LU分解
  • 固有値
  • 対角化
  • Jordan標準形

といったあたりは知っているという人でも、改めてそれらがどういうイメージを持つのかとかを解説されると、(岩波の)数式だけの本とか論文ばかり読んで唸っていても分からないあたりがあーなるほどと思える。もうちょっと早く知っておくべきだった。さらに、枠囲みのプチコラムというかプチQ&Aが面白かった。

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