ケモインフォマティクス向けのRプログラミングとクラスタリングの書籍としてもよい。混合分布モデルでHTSデータ分けたりとか、スペクトラルクラスタリング、ファジークラスタリングを化合物クラスタリングに使ってみたくなった。
5章まで基礎的な内容で無難なんだけど、6章からが面白い。
- 混合分布モデル
- スペクトラルクラスタリング
- 次元縮約
- ファジークラスタリング
統計やるために「対話的っぽいツールとしてのR」を使いましょうという内容ではなくて、スクリプト言語としてRを使ったりとか、クラスタリングのためのアルゴリズムを実装していくという内容。章の最後に載っているプログラミングメモがお役立ち。「はじめに」にRはベクトルと行列の演算が本質と言い切っているように効率的なプログラミングのためにどう書くといいかとかかなり参考になった。